CDは、From The VaultsとFrom The Vaults2を中心に、岡井大二がセレクトした音源
2016年版のRemasterring

DVDは、ROCK LEGEND ‘08(2008年4月19日JCBホール(現・東京ドームシティホール))のライブを収録
「オレの犬」「SAKUMA#1」「Rumble」という未発表曲も収録
ボーナストラックとして、ROCK LEGEND Vol.3(2003年11月1日CLUB CITTA)と
             ROCK LEGEND Vol.2(2002年10月25日東京厚生年金会館)から各1曲収録


Victor Entertainment VIZL-1105
価格 5,500円(税抜)
完全生産限定盤
   
   

発売記念 「四人囃子ビデオ・コンサート」
2017年7月1日(土) 15時~
当日の状況は こちらからご覧下さい


 Songs

disc 1 : studio takes


disc 2 : live takes


dvd : 2008 kive & more


 

 Album Credit

四人囃子
佐久間正英 森園勝敏 佐藤満 坂下秀実 岡井大事 中村真一 茂木由多加

A&D Director : 星 健一
Product Works : 内田康久 高岡厚詞 瀬古英男 青木宗明

(CD)
Edited by 大西輝明
Authroed by 羽入田洋平
Audio Mastered by 内田孝弘(FLAIR)

Produced by VICTOR ENTERTAINMENT & OFFLIMITS

Exsecutive Producer : 牛島英幸
A&R Chief & Promotion Director : 原田晃宏
Sales planner : 清水明彦 大垣弘明
Editorial Coordination : 大久保香代子

Sleeve Design : 大久達朗
Photos : 青木宗明 幡野好正 大久保利克

Superviser : 倉林敦夫(EX THEATER ROPPONGI) 山本 久(キューズファミリー)
内田宣政(RUBYCOM) 松本 登(Avaco Creative Studio)

Special Thanks to :
高岡しんや 野村憲一(IMAGICA TV) 岩瀬政雄
塩見信彦・河辺雪郎・橋本謙吾(DoubleDare) 武岡義明
佐藤光生 古川健司 大泉 隆 雨宮和浩 灘井敏彦
(順不同・敬称略)
その他、お世話になった全てのみなさんに、心から感謝します。

四人囃子 Official HP  http://www.4nin.com/

 Booklet headline text

 たかが、されど。四人囃子

  2014年1月、音楽プロデューサー、佐久間正英が急逝した。彼は、BOØWY、GLAY、JUDY AND MARY、くるり、L’Arc-en-Cielなどを担当し、90年代以降のJ-POP黄金時代を築いた立役者の一人である。彼がその感覚を身に付けたのが、ベーシストとして参加した四人囃子だ。彼は、初期の代表曲を手掛けた森園勝敏の脱退後、四人囃子のサウンド・プロデューサーとして、リーダーの岡井大二と共に新たなバンドの方向性を模索し、推進していった。そして、四人囃子は、佐久間、森園、岡井を始め、坂下秀実、佐藤ミツル、中村真一、茂木由多加といった才能豊かなミュージシャンを輩出し、日本のロック~J-POPの礎を築いた。

 四人囃子において、特筆すべきことは、まずジャンルを超越した真の意味でのプログレッシブ・ロック(以下、プログレ)であったことだ。プログレというとキング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドなどに代表される1970年代に一世風靡した重厚長大なロックのことだが、四人囃子はデビュー当初は、ピンク・フロイドやイエス等のサウンドに影響を受けていた。しかし、1976年にリリースしたセカンド・アルバム「ゴールデン・ピクニック」以降、クロスオーヴァー的要素も新たに加えながら、ポップ・ロック~ニュー・ウェーブやテクノといった先取的なサウンドをいち早く取り入れ、そのスタイルを変貌させていった。

 そして、高度な演奏能力を持ったメンバーが集まったため、国内外のミュージシャンから高い評価を得ている。すでに海外でアルバムをリリースしていたフラワー・トラヴェリン・バンドやサディスティック・ミカ・バンドと共演し、その噂を聞いた海外勢では、ディープ・パープルやレインボウが来日公演のオープニング・アクトに彼らを選んだ。最近では、SOIL &”PIMP” SESSIONS、フジファブリックなどのバンドとも共演を果たしている。

 また、当時確立されていなかったレコーディング方式やPA、照明などのライブ・システムに対して、独自のスタイルをいち早く持ちこんだことも革新的だった。今では当たり前になっている楽曲をパート毎にレコーディングする方式や独自にミキサーや照明技師をライブに帯同することは、彼らが始めて実践した。

 彼らは、ロック・ビジネスが確立されていない1970年代初頭、そのオリジナリティを追求するためにエポック・メイキングな事を行っていった。 それは、あたかも彼らが好んで聴いていたブリティシュ・ロックの革新性に近い。1960年代、アメリカのブルースを手本にしながら、ブルース・ロック、プログレ、パンク、ニュー・ウェーブなど様々なロック・ジャンルを生み出した。その同時代的革新性が、四人囃子のメンバーに共通した認識だった。メンバーの入れ替わりがあるバンドだったが、その意識は確実に受け継がれていった。

 たかが、ヒストリーの中のひとバンド。
 たかが、20代の若者が創りだした四人囃子。

 されど、日本のロックの創造性の礎を築いたバンド・・・・・・。

 彼らが、今のJ-POPシーンに与えた影響は限りなく大きい。

Lyrics

 MONGOLOID-TREK
(Instrumental)
 
   カーニバルがやってくるぞ

こわれかかった真赤な車に乗って
奴らが地獄の果てから
舞い戻ってきた
昔はやった唄を歌えば
町中はお祭りさわぎ

よそいきに着がえて皆な出ておいで
学校から町から店の中から
誰が入ってきてもいいさ
おれたちは歌い続けるから

 ハレソラ

晴れた空にひとすじ煙が見えてきたならば
みんなすぐに手拍子とって踊りはじめるよ
朝までのべつまくなししゃべり続けてみたい
誰でもそばにきたら教えてあげるよ

晴れた空に飛行機雲が見えてきたならば
みんなすぐに目移りはげしい笑い声出すよ
朝まで踊り続けてちょっぴり疲れてきたら
遠回しにお説教聞かせてあげるよ

晴れた空に一人でサンバ唄いはじめたら
みんなすぐに水たまりの遊び場を捨て去るよ
朝までさわぎ続けて少しは気分が出たら
いいかげんなおせっかい始めてあげるよ

晴れた空にひとすじ煙が見えてきたならば
みんなすぐに目移りはげしい笑い声出すよ
朝までのべつまくなししゃべり続けてみたい
ひと思いに笑い声押しつぶしてみてもいいさ
遠回しにお説教聞かせてあげるよ
 
おまつり
(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)

なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツきて
おまつりのある街へ
その街にはいつも おまつりがあるのさ

みんな輪になっておどる
みんな輪になっておどる
おれもおどろうとしたけど
誰かの足をふんづけて
しようがなしにみんなの匂いを
かいでまわってたのさ

みんなで一つずつ 歌を唄うことになって
みんなはもちろん 彼女のことを歌ったのさ
おれの番がやってきて
あのこのことを唄おうとしたけど
文句を忘れてフシだけで唄ったのさ
そしたらみんなはおこって
おれの頭をなぐりつけたのさ

なにもすることがなくて
なにもすることがな〈て
おろしたてのバラ色のシャツも
もうやぶれそう
やっぱりおまつつのある街へ行くと
泣いてしまう

 なすのちゃわんやき
(Instrumental)
 
   昼下がりの熱い日

理由もなく泣いている子供たちがいたよ
時計遅く進ませて人形芝居するさ
空を見上げ鳥が鳴いている
雨の音遠くで緑に聞こえたら
空の中から落っこちて顔の上に当たったよ
風が吹いて木立が揺れている
目を閉じて鼻をつまむのさ
そうして聞き耳立てていたのさ

理由もなく泣いている子供たちがいたよ
時計遅く進ませて人形芝居するさ
両手で隠していたずらに追いかけて
目を閉じ鼻をつまむのさ
そうして聞き耳立てていたのさ

 泳ぐなネッシー

空が見たくなっても
リンゴが食べたくなっても
顔を出しちやいけないよ

そっと息をつめてえ
じっと眠っていようよ
まるで隠れてるみたいにね

 *その丸い可愛い目を
   今あけちやいけないよ
   暗やみでも水はやさしい
 *Repeat

ほら かすかに聞こえるだろう
鉄のニオイの足音を
プラスティックの笑い声を

ほら かすかに感じるだろう
風もないのにゆれる森を
小供の小烏も寂しそうだぜ

 
   眠たそうな朝には

眠たそうな朝には 街へ出かけ
裏通り通って......
そうさいつも こんな日には
話すことば さがしてた

起きぬけの通りに 足を停めて
ふざけちゃいけないよ.....
そうさいつも とぼけ顔で
話しかけて 笑われた

こわれそうな時計に よそいき着て
笑っちゃいけないよ......
そうさいつも スター気どり
街は笑顔 かくしてた

ねぼけたふりしても 街はすぐに
よそいきつくろつて.......
そうさいつも こんな日には
笑いすぎて 迷げ出した
そうさいつもこんな日には
笑いすぎて 逃げ出した
機械じかけのラム

朝がまだ明ける前 ドアの向う側に
いつも目を凝らしてた 機械じかけの部屋に
そうさ たった一度だけ 錆びた鍵をまわし
すぐにきっと走り出す
プログラム・リスト目をさませ!
   Memory the List !
   Memory the List !
   Memory the List !
すぐにきっと走り出す
プログラム・リスト目をさませ!

まるでこわれかけてる “ROBOT” ボクはすぐに
いつも閉ざされたよう 機械じかけの部屋に
そうさ たった一度だけ “LED” に光る街に
すぐにきっと走り出す
プログラム・リスト目をさませ!
   Machine work “RAM”
   Machine work “RAM”
   Machine work “RAM”
すぐにきっと走り出す
プログラム・リスト目をさませ!
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ

星も出ていない夜に
弟と手をつないで
丘の上に 立っていると
音もなく 静かに
銀色の円盤が空から
降りてきたのさ

空飛ぶ円盤が本当に来たよ
空飛ぶ円盤が本当に来たよ
ちっとも待たせなかったろうって
円盤は得意そうに そう言ったよ

映画に出たことのない人は
乗せてあげられないって
円盤はすまなそうに
そう言ったよ
でも弟は一度だけ 映画に
出たことがあるのサ

*空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
いつか映画で見たように
後はすすきが揺れるだけ

*Repeat

 Buen Dia
(Instrumental)
一触即発

きもちのいい夕方に
ボタンの穴から
のぞいたらくしゃみなんて 出そうになって
アー空がやぶける
アー音もたてずに アーア・・・・・

あの青い空がやぶけたら
きっとあの海も
せり上がってくるにきまってる
アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

あの青い空がやぶけたら
きっとあの海がせり上って
そうなったら地は走り 風はおちてしまう
アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

アー空がやぶけて
アー声もきこえない アーア・・・・・

そうなったら
もうおしまいだ
だってオレはキンピカの時計をもって
よろこばなけりゃならないんだ

もうちっともこわくなんかないさ
あの空のさけめから
あいつが降りてきたって
もうとってもいい気分さ
キンピカの時計がいったいどうしたって
みかん色の雲がすごい速さで
みんなを乗せてみどり色の星へと

NOCTO-VISION FOR YOU

この頃・僕・とても・疲れていてね
無機的な程、こ・ざ・か・し・い
闇夜のパルスは
   エロティカル・サイエンス

Hello. This is Noctovision's Service.

ある意味で透明さ 君
その部分・僅かにモノクロ

ある意味で作り物 君
その化粧・かすかにネガティブ

この頃・僕・かなり・沈んでいてね
ランダムな程 み・ぐ・る・し・い
闇夜のパズルは
    オプティカル・サイエンス

Thank's This is your Noctovision

ともすれば 完璧さ 君
その色は スペクトルの外

ともすれば 笑い物 君
その息は スパイラルの外
一千の夜 (1000 Nights)
I saw 1,000 nights.
(Ich fuhle mich Klein!)
It stifled me like topology.
My blood has leaked out.

I saw 1,000 sights.
(Ich fuhle mich Klein!)
It broke down my sanity.
My blood has frozen with fear.

I guess my life.
It's too much quick, quick, quick.
I'll stop my life.
It's too much thin.

I saw 1,000 lives.
(Ich fuhle mich Klein!)
It stole my forbidden fruit.
My blood has flowed backward.

I guess my life.
So easy to see, see, see.
I'll stop my life.
So easy to quit, quit.

To believe one night dream.
I've lost 1,000 nights.
To believe one night show.
I've lost 1,000 dreams.

Just like (Auschabitz.)
ピンポン球の嘆き
(Instrumental)
  Chaos

Chaos in my mind feels chaos.
Chaos in my mind feels chaos.
Chaos in my mind feels chaos.
Chaos in my mind feels chaos.

Oh, what's the matter?
I feel so good in my mind.
Oh, what's happening?
I said No! No! No! It's O. K. !!

Chaos in your soul looks for chaos.
Chaos in your soul looks for chaos.
Chaos in your soul looks for chaos.
Chaos in your soul looks for chaos.

I'll see my light.
I'll see my soul.

Chaos in all the help makes chaos.
Chaos in all the help makes chaos.
Chaos in all the help makes chaos.
Chaos in all the help makes chaos.

Oh, who needs your help?
Help me! Touch me! Kiss me! Alright.

Oh, who minds your soul?
You said No! No! No! It's alright!!

I'll see my light.
I'll see my soul.

Chaos in all the help needs chaos.
Chaos in all the help needs chdos.
Chaos in all the help needs chaos.
Chaos in all the help!!
眠い月(Nemui-Tsuki)
(Instrumental)
 
   空と雲

長く細い坂の途中に
お前の黄色いうちがあったよ

何か食べ物を買ってから
ともだちがくれた犬をつれてった
そのあたりには 古いお寺がたくさんあって
子供たちが楽しげに遊んでいた

冬は雪の上をすべりながら
夏は蝉の声のなかを

*何か食べ物を買ってから
  ともだちがくれた犬をつれてった
  そのあたりには高い木立ちがたくさんあって
  空と雲を少しだけ隠していた

*Repeat
 オレの犬

オレの犬は 縛られるのが嫌い
オレはそれでも 諦めたりはしない
いつもしっぽを ゆらゆらさせて
とても楽しい 気分になるよ

オレの犬は 黒くて速い
どんな時でも 諦めたりはしない
いつも舌を ベロベロ出して
とても楽しい 気分になるよ

夜空に輝く星 夜空にきらめく星
夜空に輝く星 夜空にまたたく星

オレの犬は 黒くて元気
どんな時でも 諦めたりはしない
いつもうとうと 微睡みながら
とても楽しい 気分になるよ

夜空に輝く星 夜空にきらめく星
夜空に輝く星 夜空にまたたく星
 
   レディ・ヴァイオレッタ
(Instrumental)
 SAKUMA #1

You never show me what's on your mind
ever try to make a deal it with you
You never talk me what's on your mind
Well I'm gonna try to make a dealin' with you

You never show me what's deep inside of you
ever when it's time to big wheel turn
You never show me what's on your mind
ever thought I try to make my best of me

* what would you do when big wheel turn
 what you ganna move is inside upside down
 what would you do when you make a big wheel turn
 making inside out upside down
* repeat

tell me what's on your mind
please tell me what's on your mind
 
   Rumble
(Instrumental)